XTB、CFDでアジア深掘り 長期目標は「EU最大」
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概要:FCA認可のEquiti Capital UKが中・高リスク顧客の新規受け入れを停止。2025年の取引収益24%減、純利益94%減の背景と、流動性供給を軸にした低リスク型への事業転換を解説します。

英国の金融行為監督機構(FCA)の認可を受けるEquiti Capital UKは、2025年に中リスクおよび高リスクと判断した新規顧客の受け入れを停止した。
同社は顧客受け入れを選別するとともに、グループ内の取引先集中リスクを見直し、他のグループ会社に対する流動性供給者としての役割も縮小・再調整した。自己勘定取引や、自社で相場変動リスクを負う業務を減らす事業再編の一環だ。
ただし、「中・高リスク」の具体的な判定基準は公表されていない。投資経験や商品リスクだけを意味するとは限らず、顧客確認や取引先、地域などを含む社内の受け入れ基準である可能性もある。

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2025年の純取引収益は2,440万ドルとなり、2024年の3,220万ドルから24%減少した。純利益も前年の530,342ドルから33,266ドルへ落ち込み、減少率は約94%に達した。
一方、営業費用は3,180万ドルから2,430万ドルへ削減。700万ドルの配当を株主へ支払った後も、純資産は3,250万ドル、現金および現金同等物は5,770万ドルだった。利益の急減だけで、直ちに財務不安を示す内容ではない。
新しい事業モデルでは、直接取引する顧客からの収益と、グループ会社への支援サービス収益を組み合わせる。流動性供給を含むB2B機能へ軸足を移すものの、英国法人が流動性供給だけを行う形ではない。
同社は、リスク許容度と取引市場の変動に対するエクスポージャーを下げることで、今後はより安定し、予測しやすい収益構造になると説明している。
2025年は金や銀の値動きが好調だったため、個人投資家の関心が貴金属へ集中し、他商品の取引活動にも影響したという。特定商品への売買集中も、収益の振れを大きくする要因となり得る。
英国法人はジャージー島の持株会社の直接子会社で、グループ会長のワリード・アル・ビタール氏が最終所有者とされる。Equitiグループは英国のほか、UAEやキプロスなどでライセンスを持ち、証券、決済、資産運用事業を展開している。
インドには技術拠点を開設し、エンジニアリング、データ、AI、サイバーセキュリティ、クラウド開発を強化。Cloud Investの買収でデジタル決済にも参入した。今後は機関投資家向け営業の拡大と新商品の投入を進める方針だ。
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